昨日のサッカー日本代表の対ヨルダン戦、久しぶりに日本代表の流れるような連動が見られました。こういう試合が観ていて楽しいですね。

流れるような連動とは、ボールを持った選手と他の選手との間で、暗黙のうちにゴールまでの一連の動きを共有しているからできることでしょう。言い換えれば、選手相互の予測、つまり想像力が高いレベルで保たれている。
もうひとつ、フィールドの上で刻々と移り変わる戦況においても、ここは攻める場面だ、ここは時間をつかう場面だといったような、選手の「意図」や「思い」が重なっていることも必要です。つまり共感する力、思いの伝染。
さらには、素晴らしい技術はさらに別の選手の卓越したプレーを引き出す、相乗効果もあります。スキルの伝染。
このような、サッカー選手個人のスキルとは異なる次元の、チームとしての強さを構成する要素は何なのかを考えながらの観戦も楽しいものです。
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