書籍: 2009年6月アーカイブ

生産性出版から5月に出版された「未来を創る経営者」(国際経営者協会編著)に、小川政信氏が執筆しています。

本書は20人のグローバル経営者からのメッセージとして編纂された本であり、その中で小川氏が、「人と組織が動くエネルギー」と題するパートを執筆しています。

 

内容紹介(by Amazon)
20人の外資系トップが、体験に基づきながら、自らの仕事論、キャリア論を述べる。各人の人生における転機となった個人的な出来事、試練のような経験についても盛り込まれており、興味深い。
また、「企業経営者の役割は、かつてないほど増大している」「企業の行動が国や世界に影響を与える現実がある」という認識から、これからの個人、国、社会についての展望も示される。

経営者に求められている役割は何だろうか。グローバルな中で切磋琢磨してきたリーダーたちは、どんな体験をし、何を考えているのか。そうした経験や経営観から、どのような問題意識を持っているのか。

本書には、さまざまな視点が含まれており、私たちが混迷する時代を生き抜くための手がかりを見つけることができる。

未来を創る経営者
国際経営者協会(IMA)
4820119133

清水勝彦テキサス大学准教授が、また新刊を出版しました。

内容紹介(Amazonより)
経営の世界では、これまで「大枠」や「全体像」を考えることの重要性が指摘されてきました。
マスコミに取り上げられる経営者も、「豪放磊落」「ビジョナリー」
「大枠を決めて後は部下に任せる」といったリーダーが多いようです。
しかし、本当にそうなのでしょうか。「神は細部に宿る」とも言われます。
ディズニー元CEOのマイケル・アイズナー、ギャップ元CEOのマイケル・ドレクセラーは、
細かいところにまで口を出す「マイクロ・マネジメント」で有名でしたし、
最近の例では、アップルのスティーブ・ジョブスの細部に対する完璧主義が挙げられます。
事例に則して考えてみると、経営における細部の深い意味が見えてきそうです。
本書では、戦略から人材育成、思考法まで、経営における「小さなこと」「細部」について、
もう一度よく検討し、日常の仕事に活かせるヒントにまで醸成しました。

 

「福澤ブログ」でもブックレビュー書きました。

http://www.adat-inc.com/fukublog/2009/06/post-70.html

 

経営の神は細部に宿る
清水 勝彦
4569709303